ロマンティック波止場

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イベントレポ・GFCプレミアム会員限定“動くガンダム”解説プログラム

ごきげんよう、グリ子です!
なんと2023年初の更新、しかも今回は初のリアルイベントのレポートとなります。

ざっくりとしたレポですが、雰囲気だけ伝われば良いかな、と思って書きましたので、よろしければご覧ください。

“動くガンダム”解説プログラムとは?

ガンダムファンクラブ(以下、GFC)のプレミアム会員向けに企画された、クリエイティブディレクター川原正毅氏の解説付きガンダムファクトリー横浜(以下GFY)のツアーのこと。
わたしもプレミアム会員だし、取れたら行くか〜くらいの勢いで申し込んだら無事入手できたので本日2023/02/25の回に参加した。


いい天気!だが、港なので風が強い!!
あと、土曜日ですごい人、人、人。

タイムスケジュール

  • 12:30…集合
  • 13:00…カンファレンスルームで説明
  • 13:20〜13:50…演出見学(ほぼ自由行動可)
  • 14:00…特別解説映像
  • 14:10…川原氏によるガンダム立像の解説&質疑応答
  • 14:50…記念撮影
  • 15:00…ドックのタワーに登って演出見学


前にも来たことがあり今回は2回目だったが、実物大の動くガンダムを目の当たりにしてまず感じるのが驚愕、ついで畏怖、そして襲い来る興奮!
ガンダムが動いているという現実に、素直に感動する。

感想

カンファレンスルームに続々と人が集ってくるのを見て、この会場にいる人全員GFCのプレミアム会員なんだよなぁ、つまりガンダムが大好きな人達なんだよなぁ、としみじみ実感した。
わたしがプレミアム会員になっている一番の理由は、他のサブスクと比較して、1番多く見放題でガンダムのコンテンツが見られるからだ。
GFCアプリには会員のみ利用可能なクローズドなSNS機能もあり、活発に投稿もされているが(ガンプラが多い)、わたし自身はさほど活動していない。
たまにファンアートを載せたりはするが、少数派のためすこし恥ずかしい。

だから同好の士がこんなにいたんだ、と今回実感できたのがうれしかった。


カンファレンスルーム、初めて入った!
中は大きなモニターがあり、70名くらいは入れそうなゆったりとした空間だった。

演出について

実は横浜ガンダムには固有のMS型式番号がある(というのをきょう知った)。
型式番号はRX-78F00、川原氏はこの動くガンダムのことを「エフゼロゼロ」と愛情をこめて呼んでいた。

わたしがF00を見に来た初回は2021年の10月だった。
その時の演出はガンダムの起動実験を行うパイロットとメカニック等のクルーが掛け合いをし、起動に成功する→ガンダムは指を立ててキメ顔をし→名曲“ BEYOND THE TIME”が聞こえてくる……というような流れだったと記憶している。
が、今回は全く違っていた。


実はスマホの壁紙が2021年に6Fから撮ったガンダム

F00/AI Awakening!

『F00/AI Awakening!』というのがきょうの演出のシナリオ(?)だった。
後述するが、これは3つめの演出だった。

ガンダムに携わるパイロットとメカニック達がが起動実験を行うというところまでは前回同様。
だが、パイロットが「どこからか声が聞こえないか。…ラ、ラ……?」と妙なことをつぶやき出す。
声の主は一体どこから……?
調べると、発信源はどうやらF00の内部らしいと判明する。
この声は一体誰が、何の目的で──。


…と、明確なストーリーがあったから、わたしは興奮のあまり奇声を上げて腰を抜かした。
知らなかった!!大興奮!!
これは現地でご覧になるのが一番だからネタバレは避けるけど、世界観が広がるいい演出だと思う。
F00は、アムロの乗った「あの」ガンダムじゃないんだね。

でも見た人とネタバレ感想を言いたいから、後ほど見たい方だけ見られるようにして何か書くかもしれない。


かっこいいぜ……。
いつからの演出なのかはわからなかったけど、前にも見たしって思ってる方も、もう一回行ったほうがいいですよ!

GFY期間延長というニュースのGUNDAM infoの当該記事

特別解説映像

10分間の映像を見た。
地上波の特番やその他雑誌等の媒体などで予習していたことが多かったが、この動くガンダムプロジェクトは現時点でできる叡智の結晶なんだ、と誇りを感じる内容だった。
ガンダムが大好きな人々によって造られた、本当に特別なプロジェクトなんだと思い知らされて胸が熱くなる。

川原氏による解説

これを聞きに来たんだ!というド本命。
(当たり前だが)動画撮影/写真撮影は禁止なので、スケッチだけさせていただいた。

感想は1日では到底書ききれるものではないから、書けるところだけ、簡単に。

川原正毅氏は、アミューズメントパークや商業施設のプロデュース、コンサルティング、施工、管理などを行う乃村工藝社(株式会社乃村工藝社 / NOMURA Co.,Ltd.)のエグゼクティブプロデューサー。
動くガンダムでは、クリエイティブディレクターとしてデザインや演出などを手掛けている。
主な業績として、動くガンダムの他には藤子不二雄ミュージアム進撃の巨人展、最近だとジブリパークなどに携わっている……と書くと、その凄さが伝わるだろうか。
他のガンダム立像プロジェクトも当然川原氏が関わっている。

この解説では、川原氏の手掛けたガンダム系のプロジェクトの話を、ご本人様の語りによって聞けるのが超贅沢だった。
全体としては、川原氏がこれまでに手掛けたガンダム関係の立像を、プロジェクトの初期段階のエスキース〜実際に施工〜その際のエピソードを語るという流れだった。
書籍やネットに出回っていない、福岡νガンダムや上海フリーダムの貴重な三面図なども見られて素敵な時間だった。

お富さん(当然、富野由悠季監督のことである)に3度叱られた、という話を嬉々として(?)語ってくださったのが特によかった。
お富さんからの叱られエピソードを話す川原氏から、カントクへの深い尊敬が感じ取れる。
下井草のガンダム立像について、象徴的なあの“ラストシューティング”のイメージからビームサーベルありで提出したところ、富野監督が「子ども達が毎日目にするものに武器はどうか」と物言いがついたため、未来に向かって手を伸ばすイメージに変わったそうだ。
福岡のνガンダムが、劇中通りのカラーリングではなく、RX-78同様のトリコロールになった経緯についても興味深かった。
これもお富さん関係。

富士Qにガンダムの寝そべり像がまずあって、そこからガンダム立像に繋がっただとか、安全面とデザイン性を両立させるための苦労など、深く携わってきたご本人様の語りはやはり面白く、時間があっという間に過ぎていった。

質疑応答が時間の関係でおひとりしかできなかった。
Q.やりたくてもできなかったことは?
A.富野監督もおっしゃっていたが、指をピースにすること。
実現していたらじゃんけん大会もできただろうけど……。
軽量化のためにモーター数を絞ったため、指の一本一本にモーターを設置できなかった。

もし2回目以降もこのイベントがあれば、次回の演出プランの構想について是非聞いてみたい!!

演出プランのこと

動くガンダムの演出はこれまでに3パターン存在する。

  1. GUNDAM起動実験
  2. ミノフスキーフライト稼働実験
  3. F00/AI Awakening!

1番目のは、多分わたしが最初見たものだと思う。
確かに、「ガンダム起動実験を開始します」というようなナレーションを聞いた覚えがある。

2番目は、閃光のハサウェイ劇場公開時にタイアップした短期間限定の演出で、ミノフスキーフライトシステムの稼働実験をするという体だったそうだ。
もう見られないのか……見たかった。
ミノフスキーフライトの稼働実験のため、手を伸ばして飛んでいるような姿勢になっていたとのこと。
ミノ・フラで大気圏内を高速飛行するRX-78君はちょっとシュールだけど。

最後のは、きょう見た演出だ。
マグネットコーティングの稼働実験だそうだが、タイトルからも分かるように、F00のAIがストーリーに関わってくる。
胸熱展開なので、おすすめ。

ドックタワーに登って見学

記念撮影の後はタワーに登っての見学となった。
下で聞いていた時よりも音がクリアに聞こえた気がするのでよかった。
間近で見る駆動も臨場感があり、先程の解説を踏まえて見ることで二倍楽しめる。

ただ、この時間は雲が多く出て気温が10度まで下がったことに加え、海から吹き付ける強い風が体力を奪い体感温度が急降下、全員凍えて震えた。


これはエレベーターの中のデイリーチェックリスト
スタッフさんが「これも写真撮ったら?」と声をかけてくださったので撮らせてもらった
たしかにファンクラブイベントとかでもなければ、これは撮る機会ないわ!

ドックタワーを降りたら現地で解散。
お疲れ様でした!

ドックタワー見学前にみんなで記念撮影をした。
気恥ずかしかったが、その日のうちにGFCアプリに集合写真が届いた。
わたしは写真撮られるの苦手なタイプだけど、意外とこういうのもいいかな、と思った。
記念だもんね。

いや、本当に楽しかった!!

最後に

GFCのプレミアム会員の料金は年額10000円である。
これを高いと感じるか安いと感じるかは人によると思うが、ガンダムの動画を見放題で一番お値打ちな価格で見たい方には、現状ではガンダムファンクラブ一択だと思う。
年額10000円=月額834円。
わたしのようにガンダム動画見放題目的なら、十分検討する価値があると思う。
この記事はステマではなく、あくまで一個人の感想である。
(このブログは検索避けを施してあり、基本的にわたしが各種SNSにシェアするorこのブログの読者にしか届かないから、ステマなわけがない)

プレミアム会員で良かった……!と思わせてくれるイベントに参加でき、心から光栄に思いました!!
本当にありがとうございます!!
また開催されるなら、また行きたい!!けど、他のGFCプレミアム会員様に譲りたいという気持ちもあり……。


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